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団体への所属は?
団体加入は義務ではありません
鍼灸師は、はり師・きゅう師という免許を持っていれば開業は自由ですし、それぞれ独立した存在です。
鍼灸師同士の横の関係を持たずに活動をしている人も多いのが現実です。
しかしそれでは心もとないために、鍼灸師が所属できる鍼灸師会というものがあります。
鍼灸師会では、鍼灸師の質的向上を図るための勉強会や、地域貢献のためのボランティア活動などが幅広く行われております。
主な団体として以下のようなものが挙げられます。
- 日本鍼灸師会
- 全日本鍼灸マッサージ師会
- 日本鍼灸マッサージ協同組合
しかし、これらの鍼灸関連の団体への所属は義務ではなく、ここの鍼灸師の自由で、所属していない人がほとんどではないでしょうか。
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団体所属はベターなポイントにはなる
これらの団体に所属していることは、よい鍼灸院を見つけるための必須ポイントではないのですが、できたら所属していることの方が望ましいかなというくらいに頭に入れておくといいかと思います。
鍼灸師会のような団体に入っておりますと、勉強会の情報もありますので、必然勉強をする鍼灸師が多く所属することになります。
また、鍼灸師会に所属するには会費が必要ですので、そういった会費を惜しげもなく支払うことができる鍼灸師が所属することになりますので、会員はそれなりの覚悟をもっていると言うことがわかります。
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学術団体に所属する鍼灸師も
上述した鍼灸の団体は、どちらかというと互助会的な要素が多いところがあります。
何も保証のない鍼灸師では不安ですので、団体に所属して勉強会だけではなく、経営についてなど、様々な面でのサポートを相談することができる窓口を目的としているところも多いです。
これに引き替え、純粋に学問と技術だけを根っこにしたつながりをもった学術団体もあります。
大きなところでは、全日本鍼灸学会や、日本伝統鍼灸学会などがあります。
こういった大きな学術団体は、年一回の大きな大会があり、各地方の支部では1ヶ月に一回、2ヶ月に一回などの割合で勉強会が行われています。
また、もっと限られた学術を追究していこうとする中小規模な学術団体もあり、とても私的なものも含めてたくさんの団体があり、流派のようなものを形成しています。
こういった学術団体に所属していることは、もちろん学術の向上を願ってのことですので、これはこれで鍼灸院を選ぶポイントの一つにはなるかもしれません。
ただし、私的な団体も含めて様々ありますので、決定的なポイントということにはならないのではないかと思います。
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