鍼灸をしていること
鍼灸院を開院していますと、ときどき患者様からお問い合せを受けます。
このお問い合せの中で、「この方は鍼灸を受診するのはキツイなぁ」という方がおります。
それはこういう方です。
ずばり、とても恐がりの人!
もちろん、鍼灸をはじめて受けようという方にとって、鍼灸って大丈夫なの?っていうのはよくある疑問ですよね。
でも、そもそもそんなに怖いものでしたら鍼灸が世の中に存在しません。
長い歴史は、淘汰の歴史でもあります。
文化にしても、生物にしても、何にしても、今残っているものは歴史の洗礼を受けています。
鍼灸も、その歴史は2000年以上もあります。
もし本当に鍼灸が身体に効かないのなら、もうとっくの昔に葬り去られています。
しかし、どうしてこれほどまでに鍼灸院があるのでしょうか?
はい、それは効果があるからです。
効くんです。
だから、この歴史の流れにも生き残れるのです。
「鍼灸にリスクやデメリットはありますか?」
「鍼灸にリスクがありますか?」
「鍼灸は危険ですか?」
という質問を受けることがあります。
鍼灸師からすると、おいおいって感じです・・・。
もしそんなにリスクやデメリット、危険性があったら、そもそも鍼灸なんてこの世に存在できません。
たとえば、90%のリスクがあるものに信頼性があると思いますか?
ありませんよね。。
では、50%はどうでしょうか?
確率半分です。
成功か失敗か運まかせみたいな確率に、あなたは身を委ねますか?
委ねませんよね?
では、どのくらいなら信頼できますか?
80%で及第点。
90%以上なら安心圏内ですよね。
仮にここで、もし、いや、鍼灸の安全性は100%ですといったら、それはそれで嘘になりますからいいません。
なぜかというと、人間のやることに100%はないからです。
人間は神様ではありませんので、100%の安全などは存在しません。
もし、ここで100%安全ですと言い切ってしまうと、それは私は神ですといっているのと同然ですから、それはいいません。そこまで言うと、宗教になりますから。
ただ、ほとんどの鍼灸師はしっかり勉強しており、しっかりとそのおしえを守っておりますから、そうそう大きなミスはしません。限りなく、100%に近い